皆さんは「営業の仕事」と聞くと、どのようなことをイメージしますか？
「頑張った分だけ稼げる仕事」と思う方もいれば、「ノルマに追われて常に走り回っている仕事」とネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるかと思います。

本来、営業の仕事はお客様の課題をヒアリングし、課題解決に導く製品やサービスを提案、その結果取引が始まって会社の売上・利益を創る、人や企業のお役に立つことが売上につながるとてもやりがいのある仕事です。
世の中には様々な製品やサービスを提供している企業がありますが、どんな企業にも製品やサービスを伝える「営業」の存在が必要不可欠です。
とはいえ、多くの人が「営業はやりたくない」とネガティブなイメージを持っているようです。

そこで今回は、営業職のイメージに関する3つの誤解についてお話していきます。

0から1を創る新規営業や、1から10を創る既存営業など、ターゲットやアプローチ方法は違えど、企業の売上を創り出していく重要なポジション。
とてもやりがいがあり、社内外問わずに影響力のある仕事です。
とはいえ、営業の仕事は、どちらかというとネガティブなイメージが強く、「営業はやりたくない」と思われやすいのも事実です。
営業が嫌煙されがちな理由はこれからご紹介する3つの誤解にあるのではないでしょうか。

営業マンは、ノルマを達成しないと、社内で風当たりが強くなり居場所が無くなっていくと思っていませんか？
もちろんノルマを達成しない時期がずっと続くのは問題ですが、原因と改善点を捉えアップデートしていく姿勢が大事です。
どんな企業にもトップセールスマンの存在があるはずです。
数字を出せる人と自分の違いを分析し、ギャップを埋めていくことが数字に繋がっていきます。
数字で自分の成長を測ることができる、と捉えると、より数字を追うのが面白くなってきます。
そして、一番気になる給料面ですが、実は目標達成しなかったからといって給与が大幅に減るようなことはありません。
インセンティブ制度を設けている企業も多いので、成果によって＋の報酬が発生する、と考えた方が良いでしょう。

営業＝押し売り、営業＝お願いと解釈している方もいます。
あくまでも営業はお客様の課題解決をするために製品・サービスを提案する仕事です。
必要でなければ提案はしません。
なぜならば、お客様にとって不要な製品やサービスを騙すように押し売りしてしまうと、一度の取引で信頼を無くすことがほとんどだからです。
また、悪い噂はすぐに広がるので、いくら良いプロダクトを持っていても長期的な繁栄は見込めないでしょう。
「デジタルタトゥー」という言葉がありますが、一度インターネット上で公開された書き込みなどを完全に削除することは不可能です。
インターネットが普及した現代において、口コミは恐ろしい脅威となりえます。
営業職は企業の看板です。企業を長く繁栄させていくためにも、必要なタイミングで提案をするのが営業の本質的な仕事なのです。

営業マンと聞くと、クライアントとの会食に参加したり、休日は朝早くからゴルフに行かされたりするイメージはありませんか？ 実際のところ、ほとんどが強制ではありません。 新型コロナウイルスの流行により大人数での集まりは自粛傾向にあり、もちろん強制参加はハラスメントに該当しますので、断ることもできます。 終身雇用が主であった時代から副業やワークライフバランスを重んじる時代へと変化をしてきているので、従来の営業マンの働き方とは段々変わってきた、という表現の方が正しいのかもしれません。 今では会社に属さないフリーランスの営業マンも増えてきています。 縛られたくない！という方にはおすすめの働き方なのかもしれません。

今回は、営業の仕事が嫌だと思っている人にありがちな3つの誤解について紹介していきました。
いかがでしたでしょうか？
営業職について、本記事をきっかけに少しでも誤解が解けていければ幸いです。